コロナ禍の在宅時間をきっかけに映画を見るのが趣味になったという人も多いのではないでしょうか。
そしてそれならば映画を対象にしたアフィリエイトをすれば稼げるのではと思いついた人もいることでしょう。
しかし、実際にやるとなればどのような方法が考えられるのでしょうか。
あるいは具体的な報酬単価や想定ターゲットなども気になるかもしれません。
そこで今回は映画でアフィリエイトする方法や取り扱いのあるASPなどについて解説していきます。
映画のアフィリエイトをする方法・ASPで取り扱いがあるのはどこ?
映画のアフィリエイトの需要とマーケット情報
映画といっても実際に劇場へ足を運んで映画を見るかたちのコンテンツはアフィリエイト向きではありません。
そもそもASPにそういった案件も見当たりません。
そこで今回は主にVOD(ビデオ・オン・デマンド)を前提に映画のアフィリエイトについて解説していきます。
そのVODに関しては市場規模は4,000億円を超えるほど膨大です。
これはすでに劇場型の映画の規模を超えています。
また、将来的にもVOD市場は成長を続け、数年で7,000億円ほどにまで拡大すると見込まれています。
コロナ禍のホームエンターテイメント需要の高まりを差し引いても、個人がアフィリエイトするにあたってマーケットが不足することはまずないでしょう。
需要についても特に問題があるとは思えません。
テレビの大画面化、高画質化が進んだ結果として自宅で映画を見る環境はかつて以上に充実しています。
コンテンツ供給の問題にしても、国内はともかくとして世界的には映画産業が衰退するとは思えません。
マーケット、需要のいずれから見ても、映画はアフィリエイトの対象としては十分に有望といえるのではないでしょうか。
ただ、懸念としては競合の多さが挙げられます。
いわゆる動画配信サイトとそれを視聴するための通信環境のアフィリエイトは以前から人気があり、かなりの競合が少なくありません。
アフィリエイト初心者の人が参入不可というほどマーケットは狭くありませんが、実際に成果が出るまでには多少の苦労はあるかもしれません。
映画のアフィリエイトの報酬と収益性
映画のアフィリエイトの報酬単価は平均的な水準といった印象です。
もちろん案件次第で数字は変わりますが、多くは1件あたり1,000円前後といったところです。
ただ、映画のようなコンテンツは独占配信も少なくなく、そうなるとサービスの併用や乗り換えも珍しくありません。
全体的に成果は発生しやすいと思われるので、最終的な収益性は意外と悪くないのではと思います。
たとえばですが、月間1万PVのコンテンツを作れたとして1%発生したとすれば100件です。
報酬単価が1,000円と仮定すると月間の収益はなんと10万円です。
取らぬ狸の皮算用ではありますが、決してありえないシミュレーションでもありません。
もちろんアフィリエイトはそう簡単にうまくはいくものでもありませんが、ひとつの目標として考えると励みになるのではないでしょうか。
映画のアフィリエイトの成果発生・確定条件
映画のアフィリエイトの成果発生・確定条件の多くは無料トライアルの申し込みです。
映画を視聴できる動画配信サイトの大半は月額制のサブスクリプションサービスです。
一般的にサブスクリプションは継続的な出費となることから成果も発生しにくくなりがちです。
しかし、動画配信サービスの多くは一定期間の無料トライアル期間を設けており、その段階でもたいていは成果発生の対象になります。
これはアフィリエイトをする側としてはかなりのメリットといってよいのではないでしょうか。
映画のアフィリエイトのターゲットやおすすめ訴求ポイント
映画のアフィリエイトのターゲットは性別年齢問わず幅広い層です。
映画自体が基本的には特定のターゲットを想定して作られるものでもないので、それに準じます。
ただ、一応居住地は意識しておいたほうがよいかもしれません。
都心部にお住まいの人は困ることはないでしょうが、映画は必ずしも全国の劇場で公開されるわけではありません。
そのため、特定の映画を見たいがために動画配信サイトに登録する人も少なくないと思われるからです。
そこまで重視する必要こそないとは思いますが、一応、どちらかといえばターゲットは地方部にお住まいの人をイメージしたほうがよいかもしれません。
そして訴求ポイントですが、これはやはりまず無料トライアルは外せません。
動画配信サイトは視聴可能なコンテンツのバリエーションや画質、インターフェイス、料金など気になるポイントが多数あります。
それぞれがまさにアフィリエイトでの訴求ポイントにもなりえますが、実態はやはり使ってみるにかぎります。
その点、どれを訴求していくにしても無料トライアルは強力な導線となりえます。
そしてそれが直接的に成果発生の条件達成になると考えれば、これを訴求しない手はありません。
映画のアフィリエイトでは必ず無料トライアル期間は強くアピールしていくことをおすすめします。
そのうえで、一例として某サービスの訴求ポイントをいくつか紹介しておきます。
・コンテンツ数10万本以上
・テレビ、スマホ、タブレット、ゲーム機で併用可能(台数制限なし)
・豊富な見逃し配信
・解約時違約金なし
一部、直接映画とは関係ない部分もありますが、どうせ動画配信サービスをアフィリエイトするのであれば映画視聴以外の用途も訴求しておくべきです。
それと無料トライアル終了後の料金と、解約制限については一応触れておくべきかと思います。
なお、これは一例で、他のサービスではまた別の訴求ポイントがあります。
実際には自分がアフィリエイトするサービスごとの特徴をおさえて訴求していくようにしましょう。
映画のアフィリエイト広告案件
・Hulu(バリューコマース、アクセストレード、afb)
・U-NEXT(バリューコマース、a8.net、アクセストレード、afb)
・SPOOX(a8.net)
・DMMプレミアム(a8.net)
・クランクイン!ビデオ(アクセストレード)
・mieru-TV(afb)
・ABEMAプレミアム(afb)
大手動画配信サイトのアフィリエイトは多くのASPで利用できます。
ただ、それ以外に特定のジャンルに強みを持つ案件も多数あります。
ざっくり映画と括るのではなくジャンル特化でアフィリエイトする場合は、大手以外もチェックしておくようにしましょう
参考アフィリエイトASP
・もしもアフィリエイト
・バリューコマース
・アクセストレード
・a8.net
・afb
・タウンライフアフィリエイト
・TCS
映画のアフィリエイトをする方法・ASPで取り扱いがあるのはどこ? まとめ
映画でアフィリエイトできるASPは多数あります。
マーケットの成長性も申し分ありません。
また、報酬単価も悪くありませんし強力な訴求ポイントも存在します。
競合こそ多いですが、総じて映画はアフィリエイト初心者の人にとっても挑戦してみやすいジャンルといえるのではないでしょうか。