GAPは世界的なカジュアルファッションの超大手。
そんなGAPを日頃から愛用している人の中には、それでアフィリエイトできないだろうかとお考えになる人もいるのではないでしょうか。
しかし、実際にGAPでアフィリエイトできるASPはあるのでしょうか。
また仮にないとしたらどういった代替手段が考えられるのでしょうか。
そこで本記事ではGAPのアフィリエイトをする方法や取り扱いのあるASPについて解説していきます。
GAPのアフィリエイトをする方法・ASPで取り扱いがあるのはどこ?
GAPのアフィリエイトの需要とマーケット情報
GAPのアフィリエイトに対する需要自体は高いといえますし、マーケットも十分な規模があります。
しかし、残念ながらGAPそのものを直接アフィリエイトする方法はほぼありません。
少なくともASPにGAPを名指しした案件はありません。
GAPが自らアフィリエイトプログラムを提供しているようなこともありません。
したがって、現実的には楽天アフィリエイトやアマゾンアソシエイトなどを利用することになるでしょう。
そのうえでマーケットですが、GAPはアメリカンカジュアルの代表格。
それゆえ十分なマーケットも需要も期待できます。
まず、GAPはファッション業界でありがちな一過性のブームで終わることもなく確固たるポジションを築いています。
昨今はGAP Fitやバナナ・リパブリック、オールドネイビーのようにジャンルやブランドを変えて多角的な展開をしているため、万が一GAPそのものが落ち込んだとしてもヘッジできています。
また、GAPを取り巻く環境も上向きつつあります。
さすがにコロナ禍によってアパレル業界も苦戦を強いられはしましたが、行動制限解除にともないマーケットも息を吹き返すはずです。
GAPを絡めたアフィリエイトに対する需要も復活してくることでしょう。
もっとも、現状、GAPの業績はいまもなお低迷中です。
本調子になるまでにはいましばらくの時間を要すると考えておいたほうがよいでしょう。
参考までに、一応GAP自身は業績見通しで2023年以降の回復を見越しています。
その足がかりとして中国事業の売却も決まったばかりです。
そう考えると、本格的な回復は2023年後半くらいからになるのではと思います。
GAPのアフィリエイトの報酬と収益性
GAPを直接アフィリエイトできるASPはありません。
仮にASPを介さず、楽天アフィリエイトやアマゾンアソシエイトでアフィリエイトした場合の報酬は以下のとおりです。
・楽天アフィリエイト・・・2~4%
・アマゾンアソシエイト・・・4~8%
収益性は扱う商品の種類によります。
しかし、全般的にそこまで低くはないものの、高い収益性が期待できるほどでもありません。
また、これらを利用してもGAPそのものをダイレクトにアフィリエイトするのは簡単ではありません。
基本的に、魅力ある商品についてはGAP公式でしか扱っていないからです。
どうしてもGAPでアフィリエイトしたい場合は、「GAP」で検索してきた人に類似ブランドを紹介するような、少し変わったアプローチが必要になるかと思います。
ちなみに、GAPはいわゆるファストファッションのひとつに数えられます。
そういった見方でいえば、ユニクロやH&M、ZARAなどが類似サービスと考えられます。
もっとも、これらもまた直接的なアフィリエイトはありません。
総じて、GAPのアフィリエイトは数あるジャンルの中でも若干やりにくい部類と言わざるをえないでしょう。
GAPのアフィリエイトの成果発生・確定条件
ASPにGAPのアフィリエイトはありません。
したがって、成果発生・確定条件も不明です。
なお、楽天アフィリエイトやアマゾンアソシエイトについては一般的なアフィリエイトとほぼ同じです。
返品なしの商品購入が成果発生・確定条件です。
GAPのアフィリエイトのターゲットやおすすめ訴求ポイント
GAPのアフィリエイトは性別問わず全年齢・全世代をターゲットにできます。
ひとくちにGAPといっても多様なブランド展開をしているのは先に触れたとおりです。
そして、GAP自身も幅広い層をターゲットにしています。
実際、GAPのオンラインストアを見てみれば、以下のようなカテゴリー分けになっていることが見て取れます。
・ウィメンズ
・メンズ
・ガールズ/ボーイズ
・幼児ガールズ/ボーイズ
・ベビーガールズ/ボーイズ
・新生児
さすがに「高齢者」といった枠は見受けられませんが、そこはウィメンズ/メンズに含まれるでしょう。
いずれにせよ、アフィリエイトする際にはこれらのカテゴリーを参考にしてターゲット像を描くとよいのではないでしょうか。
あるいは、GAPの展開するブランド別でターゲット像をイメージするのもよいかもしれません。
参考までに、GAPが展開している主要ブランドのイメージは以下のとおりです。
・GAP・・・カジュアル、シンプル、アメリカン
・バナナ リパブリック・・・大人カジュアル、上質、汎用的
・オールドネイビー・・・アクティブ、ファミリー
多分に主観的なイメージですが、そう大きく一般の認識とかけ離れてはいないはずです。
これらを元に、たとえばバナナ・リパブリックのアフィリエイトは比較的高齢な人、オールドネイビーはファミリーをターゲットにイメージするとやりやすいのではと思います。
一方で、ターゲットが幅広いだけに訴求ポイントは難しいところです。
ただ、GAPはブランドを通して「カジュアル」「シンプル」といったイメージを一般的に持たれていると思われます。
悪くいえば無個性ともいえますが、そうした無難さを訴求するのもよいかもしれません。
ちなみに、GAPにかぎらず昨今のアパレル・ファッションでは多様性やジェンダーなどもキーワードになっています。
しかし、個人的にはアフィリエイトでそこを訴求するのは難しいような気がしています。
このあたりはその気がなくとも燃えやすい部分です。
アフィリエイトの際にはそうしたセンシティブな部分にはなるべく触れないことをおすすめします。
GAPのアフィリエイト広告案件
GAPのアフィリエイトを扱っているASPはありません。
ただ、以前はバリューコマースで扱っていたようです。
気になる人は定期的にバリューコマースで案件をチェクしてみるとよいでしょう。
参考アフィリエイトASP
・もしもアフィリエイト
・バリューコマース
・アクセストレード
・A8net
・afb
・タウンライフアフィリエイト
GAPのアフィリエイトをする方法・ASPで取り扱いがあるのはどこ? まとめ
GAPを直接アフィリエイトできるASPはありません。
また、楽天アフィリエイトやアマゾンアソシエイトを使うとしても魅力的な商品は多くありません。
GAPでアフィリエイトをするとしても類似サービスを紹介するなど、切り口を変えたアプローチが必要になるでしょう。
総じて、GAPはアフィリエイトしやすいジャンルとはいえません。
もし可能であれば他の商品のアフィリエイトも検討してみることをおすすめします。