本格的なマリンスポーツといえばやはりサーフィンを思い浮かべるという人も多いのではないでしょうか。
それならばサーフィンでアフィリエイトすれば稼げるのではと思われる人もいるかもしれません。
しかし、実際にサーフィンでアフィリエイトするとして、どれほどの勝算が見込めるのでしょうか。
そこで今回はサーフィンのアフィリエイトをする方法や取り扱いのあるASPについて解説していきます。
サーフィンのアフィリエイトをする方法・ASPで取り扱いがあるのはどこ?
サーフィンのアフィリエイトの需要とマーケット情報
サーフィンのマーケットは明らかな縮小傾向にあり、それに関連するサービス・商品への需要も当然ながら軟調です。
関連商品をアフィリエイトするにあたっても簡単ではないと思われます。
日本生産性本部が発表している最新のレジャー白書によると、サーフィン人口は年々減少し、2021年時点で40万人と全盛期の1/4ほどになってしまっています。
また、現在サーフィンを楽しんでいる人の多くは40代以上の中高年。
あらたにサーフィンを始める若い人も多くないというのが実情です。
いま現在放映されているドラマの影響で一時的に盛り返す可能性はありそうですが、かつてのように大ブームとなることはないと思われます。
それどころか現在ボリュームゾーンである40代移行の人の高齢化が進むと、ある段階で一気にサーフィン人口が減るのも必至。
長い目で見るとさらに厳しい状況といえるでしょう。
総じて、アフィリエイトするにしてもニッチな分野、やや厳しいジャンルという自覚は必要になるのではないでしょうか。
ちなみに、2~3年前にサーフィンバブルが訪れたとの報道も少し見受けられますが、数字からはそのような状況は察せられません。
おそらくですが、湘南が気象情報で中継されがちなことから、コロナの影響が薄らいだタイミングに印象で語られただけなのではないでしょうか。
サーフィンのアフィリエイトの報酬と収益性
サーフィンのアフィリエイトはおおまかに体験とグッズに分かれます。
サーフィン体験のアフィリエイトの場合、報酬はおよそ2,000円弱。
単価は悪くありませんが、申込みのハードルの高さを考えると収益性はいまひとつかと思います。
対して、グッズに関しては悪くないように見えます。
アフィリエイト報酬はおおむね5%~10%程度。
ウェットスーツなどはそれなりに単価も高いので、ある程度まとまった収益が見込めるのではないでしょうか。
サーフィンのアフィリエイトのマーケットが厳しいのは先に触れたとおりです。
ただ、趣味的に運営しているブログにアフィリエイトを絡ませるのであれば十分にやる価値はあるのではと思います。
サーフィンのアフィリエイトの成果発生・確定条件
サーフィンのアフィリエイトの成果発生・確定条件は商品・サービスの購入・契約と入金完了です。
このあたりは一般的なアフィリエイトとなんら変わりません。
ただ、サーフボードやウェットスーツなどは実際の使用感を重視する人も多いと思われます。
さらにいえば、冬季はオフシーズンということも大きなデメリットです。
あくまでも推測ですが、諸々考えると、そもそも成果発生自体が一般的なアフィリエイトよりも難しい気がします。
サーフィンのアフィリエイトのターゲットやおすすめ訴求ポイント
サーフィンのアフィリエイトのメインターゲットは中高年と思われます。
サーフィンはいまの若い人にはあまり馴染みのあるものでもありません。
やはりメインターゲットはかつてサーフィンを楽しんだ人ではないでしょうか。
そこからさらにターゲットを絞るならば、時間と懐に余裕のある人で、かつ近隣にサーフィンに適した浜のある人になるでしょう。
たったこれだけの条件でかなりアフィリエイトのターゲットも狭まります。
これもまたあくまでも個人的な観測の範囲内ですが、条件に当てはまりやすいのはおそらく自営業者と医療従事者です。
ターゲットを想定してアフィリエイトしたい場合はそのあたりをイメージしてコンテンツを作ってみるのもよいかもしれません。
そこから逆算すると、サーフィンのアフィリエイトではコストパフォーマンスは訴求ポイントになりにくそうです。
むしろ、ある程度の価格はしても高機能・高品質な商品やサービスを紹介したほうがよいのではないでしょうか。
もっとも、個人的にサーフィンとはあまり縁がないためこれらも想像の域を出ません。
これらについてはあくまでもひとつの考え、参考程度にお考えください。
なお、昨今の若い世代には80年代のカルチャーが流行しており、その流れでサーフィンもという可能性もないではありません。
ただ、そもそもの人口ボリュームと経済力を考えると若年層をアフィリエイトのメインターゲットとするのは難しいように思えます。
これは普通のビジネスにしてもそうですが、短期的な収益を考えると中高年以上をメインターゲットとすべきではないかと思います。
サーフィンのアフィリエイト広告案件
・世界三大サーフブランドのリップカールといえば伸びがよく着心地の良いウェットスーツ(a8.net)
・マリン、ウィンタースポーツ用品通販【ヴィクトリアサーフ&スノー】(a8.net)
・ヨガにも水着にも!様々なシーンで大活躍 アクティブウェアブランド【RUBYMOON】(a8.net)
大手ASPの中ではa8.netがサーフィン関連のアフィリエイトを扱っていますが、逆にいえばそれ以外のASPには案件が乏しいと言わざるを得ません。
直接サーフィンと考えるのではなく、それ以外にも少し視野を広げて考えたほうがよいかもしれません。
たとえば、サーフィンは肌を出すので脱毛のアフィリエイトを絡めたり、サーフィン形式のフィットネスサービスを紹介したりです。
全体的に、マーケット、案件、ターゲットいずれを見てもサーフィンはあまりアフィリエイト向きとは言い難いところです。
率直にいえば、稼ぐ目的であれば他のジャンルを検討することをおすすめします。
参考アフィリエイトASP
・もしもアフィリエイト
・バリューコマース
・アクセストレード
・a8.net
・afb
・タウンライフアフィリエイト
・TCS
大手ASPでサーフィン関連のアフィリエイトが充実しているのはa8.netだけでした。
おそらく上記以外のASPを見ても同じ傾向かと思います。
サーフィンのアフィリエイトをする方法・ASPで取り扱いがあるのはどこ? まとめ
サーフィンはアフィリエイトに向いているかといえば微妙と言わざるを得ません。
マーケット、ターゲット、ASPでの取り扱いのいずれを見ても厳しいように思われます。
サーフィン人口は減少傾向ですし、ターゲット層の高齢化も必至です、またASPの取扱案件自体が乏しいと言わざるを得ません。
報酬単価と収益性こそ悪くありませんが、全体的にはやはり厳し目です。
趣味的なサーフィンブログがすでにあれば別ですが、これからアフィリエイト目的でコンテンツを作るのはおすすめしません。