楽器を趣味として嗜んでいる人の中には、楽器を対象にしたアフィリエイトができないだろうかとお考えになる人もいるのではないでしょうか。
しかし、実際のところ楽器関連のアフィリエイトにはどのようなものがあるのでしょうか。
また、取り扱っているASPは多いのでしょうか。
そこで本記事では楽器のアフィリエイトをする方法や取り扱いのあるASPについて解説していきます。
楽器のアフィリエイトをする方法・ASPで取り扱いがあるのはどこ?
楽器のアフィリエイトの需要とマーケット情報
楽器のアフィリエイトは需要こそ高くないものの、マーケットは安定しているように思えます。
まず、楽器自体はあくまでも嗜好品の一種と言わざるを得ません。
それを生業にしているひともたしかにいますが、多くの人にとっては趣味の一環です。
しかも、楽器自体は決して安くはありませんし、演奏する環境を用意するのも一苦労です。
そう考えるとアフィリエイトに対する需要は決して高くありません。
一方で、古来より楽器が世の中から消滅したことはありません。
クラシックというジャンルがあるように、楽器の歴史は古く、これからも文化がなくなることはありえないでしょう。
そう考えると楽器のアフィリエイトのマーケットは安定しているといえます。
ただし、楽器という大きなジャンルではなく具体的な楽器で見ると、栄枯盛衰はあるでしょう。
たとえば、昭和に育った人であればピアノを嗜んでいる子供は少なくありませんでした。
しかし、いまの世の中の経済状況と出生数を考えると、かつてのようにピアノが流行することはないでしょう。
一方で、ギターは今もなお根強い人気のある楽器です。
今後もギターやベースのような比較的手軽に始められる楽器のアフィリエイトが廃れることはなさそうです。
また、デスクトップミュージック、いわゆるDTMも楽器に加えるならば、このジャンルのアフィリエイトは有望です。
これらについては空間的な制約もなく、イヤフォンを使えば騒音の問題もクリアできます。
そこまで広げて考えれば、楽器のアフィリエイトの需要とマーケットはかなり拡がるかと思います。
楽器のアフィリエイトの報酬と収益性
楽器のアフィリエイトの報酬と収益性は案件の内容次第です。
ひとくちに楽器のアフィリエイトといっても、楽器の販売だけにとどまりません。
たとえばピアノでいえば、いまは買い取りのアフィリエイトが一般的です。
そして、楽器の買い取りのアフィリエイト報酬は査定1件あたり1,000円~3,000円ほどです。
一方で、楽器販売のアフィリエイトの報酬は商品販売額の1~10%くらいです。
仮に1万円の楽器が売れたとしても報酬はわずか100円~1,000円ほど。
およそ収益性が高いとはいえません。
楽器のアフィリエイトを収益性で評価するのであれば、買い取りの案件をメインにしたほうがよいかもしれません。
なお、需要とマーケットの項目では除外しましたが、楽器を習いたい・習わせたいというケースも見方によっては楽器のアフィリエイトといえるかもしれません。
これについては体験レッスンや入会で1万円前後の報酬を期待できます。
ただ、楽器教室への入会は継続的に月謝の発生する行為です。
やはり他の楽器のアフィリエイトにくらべればややハードルが高いと言わざるを得ないでしょう。
楽器のアフィリエイトの成果発生・確定条件
楽器のアフィリエイトの成果発生・確定条件は、購入であれば入金確認時点です。
買い取りの場合もまた、買い取りが成立した時点が確定条件になりがちです。
あるいは、先ほど触れたように実際に買い取りが成立せずとも査定が成果発生条件になるケースもあります。
ただし、楽器の買い取りはおそらく持ち込みが一般的です。
そしてその場合はたいていアフィリエイトの成果発生の対象外になります。
したがって、郵送で送れる範囲が楽器買い取りのアフィリエイトの限界になるのではと思います。
ちなみに、楽器教室に関しては最近ではオンラインレッスンのアフィリエイトも出ています。
そちらであれば契約までのハードルもかなり低くなるので、比較的成果も発生しやすいのではと思います。
楽器のアフィリエイトのターゲットやおすすめ訴求ポイント
楽器のアフィリエイトのターゲットは以下のとおりです。
・楽器を始めたい人
・過去に楽器を嗜んでいたけれど今は手放したい人
まったくもって真逆の方向性です。
前者がターゲットの場合は、シンプルに楽器の楽しさが訴求ポイントになるでしょう。
また、初心者ということを意識すればコストパフォーマンスやデザインも重要な訴求ポイントです。
あるいは、アフィリエイト全般にいえることですが、とにかくハードルを下げるような訴求も重要になってくるのではと思います。
一方で、後者の楽器を売りたい人をターゲットにした場合は事情もガラリと変わります。
この場合は「高く売れること」と「手軽に売れる」ことが重要な訴求ポイントになるかと思います。
まず、愛着のある楽器ですから、誰しもなるべくであれば高く買ってもらいたいはずです。
そして、大型の楽器になると配送などの問題も悩みどころです。
これらの悩みをうまく解消できるような説明が楽器買い取りのアフィリエイトではポイントになることでしょう。
なお、楽器教室に関しては一般の塾が訴求ポイントの参考になるのではと思います。
先生の人となりや教室の環境、立地などなどです。
あるいは、子供に通わせることを前提にするならば、情操教育の重要性なども重要な訴求ポイントになるかもしれません。
楽器のアフィリエイト広告案件
・楽器販売大手、石橋楽器オンラインショップ(バリューコマース)
・楽器、収録機材ブランドGRANPRO JAPAN(バリューコマース)
・楽器買取専門店【楽器の買取屋さん】(A8net)
・【楽器セット】初心者向けウクレレセット(A8net)
・ユニオン楽器ピアノパワーセンター(A8net)
・MUZYX 定額制音楽教室(もしもアフィリエイト)
・Soul Create Music音楽教室(もしもアフィリエイト)
・オーディオ高く売れるドットコム(afb)
意外と多彩なASPで楽器のアフィリエイトがありますが、内容はさまざまです。
それぞれのASPでやや取り扱いに偏りが見られますので、選択肢を広く取りたい人は複数のASPの登録がおすすめです。
参考アフィリエイトASP
・もしもアフィリエイト
・バリューコマース
・A8net
・アクセストレード
・afb
・TCS
・タウンライフアフィリエイト
楽器のアフィリエイトをする方法・ASPで取り扱いがあるのはどこ? まとめ
ひとくちに楽器のアフィリエイトといっても、楽器を始めるのか、売りたいのか、教室に通いたいのかで内容も大きく変わります。
もちろん報酬やターゲットもそれぞれ大きく違います。
あるいは、楽器の種類によっても多少の特徴が出てきます。
楽器のアフィリエイトを検討するときは、ターゲットを明確にして適切な訴求ポイントを心がけましょう。